カワセミ、ついに・・・
ついに近所の早淵川でカワセミの写真を撮ることができた。
先日来しばしば散歩で川べりを歩き、4回ほどカワセミを目撃したが、すばしこく猛スピードでの飛翔に追いつけず、とてもカメラにおさめることなどできない。
本日はかなり遠くからだが、カワセミのとまっているいるのを発見した。この翡翠色と明るい茶色はまちがいなくカワセミだ。

大急ぎでカメラを取り出した。今回はスマホではなく、コンパクトデジタルカメラである。もう古く性能もたいしたものではない。うまく撮れるかどうか。日向でファインダー・パネルが良く見えない。
そっと近づいても逃げない。本日はサービスがいい。が、油断した途端飛びあがった。また逃げられたかとあきらめかけたが、幸い、あまり遠くないところに再び止まっている。また追いかける。

小さい。ほんとうにセミだ。だが、まだ撮影できる距離に留まっている。またそっと近づいた。約20メートルくらいだろうか。私のコンデジではぎりぎりの距離だろう。
じっと水面を見ている。やはり獲物を狙っているのだろう。

この後突然、水中へ飛び込んだ。ホバリングではなくダイレクト・ダイビングだ。小魚でも捕まえたかと思ったが、どうもうまくいかなかったようだ。残念ながら動画を切ったばかりで、ダイビング撮影のタイミングを逃してしまった。

ん、まずい。こちらに気づいたようだ。できる限り身動きせず、息も殺していると、突然、飛び去ってしまった。猛スピードだ。行き先はもう視野の外であった。
カワセミは最大のズーム(光学×5)で撮影しても、カワセミの姿はごく小粒にしか映らない。やむをえず、パソコンに移しさらに画面上で拡大しものをキャプチャーしたものだ。これ以上大きくすると、ボケてしまう。

一昨日からスマホではなく、コンデジで撮影しているので、シラサギやカモがより鮮明に撮影でき、名前がはっきりさせることができた。それらもここに載せておこう。
シラサギ。これはコサギで間違いない。クチバシが黒く、足が黄色い。頭に立ち毛がある。他の鷺に比べると、かなり小さいが、美しい。
カモは、コガモとアイガモだ。

この川では、非常に多くのコガモが来ている。目に入るだけでも数十羽はいる。
オスは頭部が緑色だ。オシドリの仲間だというのが実感できる。コサギと同様、他のカモより一回り小さい。

もう一種はアイガモのようだ。繁殖の時期ではないのだろう、夫婦だ。ひょっとすると、夏か秋には、あの子連れアイガモに会えるかも知れない。
また、カワウをしっかり撮ることができた。これは本日だ。潜水の専門家だけあって、すごい目をしている。この写真は、今回の私のお気に入りである。

この季節、毎年花粉症に悩まされる。散歩ぶらぶらなど、とんでもないことなのだが、カワセミに誘惑されて、ほぼ毎日出かけていた。効果覿面、猛烈な涙目、鼻水である。今年はこれでおしまいだ、明日からはまた引きこもるつもりである。