2022年9月17日 / 最終更新日時 : 2024年5月3日 GS クラッシック ジョルジュ・シフラのグリーグ『ピアノ協奏曲』 私の中学生時代、まわりの友人たちに音楽好きが多く、本格的に音楽に目覚めることになった。金持ちの家はいわゆるコンソール型ステレオなるものを、家具のように居間に据えていたものだが、私の家はやっと蓄音機で、ドーナツ盤やせいぜ […]
2022年8月5日 / 最終更新日時 : 2024年2月10日 GS クラッシック 私の好きなシューベルト3曲 その3 3.フルニエの『アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821』 ずいぶん昔のことになったが、Concert Hallというレコード・レーベルがあった。ブック・クラブのような、当時いろいろあった通販方式のひとつで、正確には覚 […]
2022年7月26日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 GS クラッシック 私の好きなシューベルト3曲 その2 2.ホロビッツの弾く『即興曲 D899 作品90の3』 高校時代のある日、音楽室からとてもきれいなピアノの音楽が流れてきた。きらきらと光る星が滝のように繰り返し流れ落ちていた。誰が弾いているのだろう、覗いてみたい気持ち […]
2022年7月19日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 GS クラッシック 私の好きなシューベルト3曲 その1 1.エルナ・ベルガーとゴイザーの『岩の上の羊飼いD.965』 モーツァルト好きの人たちでの飲み会のことだった。その日の酒の肴は、よくあることだが「孤島の1冊」ならぬ「孤島の1曲を選べ」というお題である。「電気のない孤島 […]
2022年5月10日 / 最終更新日時 : 2024年5月10日 GS クラッシック リヒテルのこと ソ連の「幻のピアニスト」と言われたスビャトスラフ・リヒテルの初来日は、昭和45年の大阪万博の時である。彼の演奏するリストのピアノ協奏曲のレコードを買ったのは、そのころから発売されるようになった廉価盤であった。廉価と言っ […]
2022年5月2日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 GS クラッシック ウィンナ・シュランメルン その6 8.落穂は拾えるか 先日ふと思いついて、ボスコフスキーのヴァンガード録音『ウィーンのボンボン』と『ウィーンのロリポップ』、『ウィーンのクリームパイ』を購入した。1950年代後半の彼が主宰する合奏団のもので、私はモーツァ […]
2022年4月24日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 GS クラッシック ウィンナ・シュランメルン その5 7.その他ウィーンのグループの演奏 やはり90年代のビーダーマイヤー・アンサンブルやアンサンブル・ウィーンの演奏がピークだったのだろうか、2000年代に入ると新たな録音はほとんどなくなってしまった。私が聴いたのはウィー […]
2022年4月12日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 GS クラッシック ウィンナ・シュランメルン その4 4.Ensemble Weinが続く 95年を最後に、録音活動を終えたビーダーマイヤー・アンサンブル・ウィーンの後を継いだ形になったのが、パウル・グッゲンベルガーが主宰したアンサンブル・ウィーンである。グッゲンベルガー […]
2022年4月6日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 GS クラッシック ウィンナ・シュランメルン その3 3.Viva Biedermeier Ensemble Wien ! 80年代に入って盛んになってきたシュランメル・スタイルの演奏は、その後半に大輪の花を咲かせることになった。ビーダーマイヤー・アンサンブル・ウィーンの […]
2022年3月14日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 GS クラッシック ウィンナ・シュランメルン その2 2.ウィーン・フィル メンバーの演奏登場 やはり本命はウィーン・フィルハーモニー、あるいはウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーによって編成されたグループによるものだろう。 ウィーン・フィルの演奏は、次第にかつてのウィ […]