2023年12月31日 / 最終更新日時 : 2024年1月30日 GS 文学・小説 O・ヘンリー『警官と讃美歌』 原作と映画 2 最後の教会の映画でのシーンは、原作から大きく作り変えられている。原作を引こう。 だが異様なほど静まり返った角に来て、ソーピーは立ちどまった。そこには、古風な、不規則な恰好の、破風のある古い教会が立っていた。紫色の窓から […]
2023年12月31日 / 最終更新日時 : 2024年1月22日 GS 文学・小説 O・ヘンリー『警官と讃美歌』 原作と映画 1 福島申二氏の朝日新聞連載「斜影の森から」での『O・ヘンリー 大都会の名もなき鼓動』(12月22日夕刊)は、元天声人語執筆者の筆になるだけあって、優れたエッセイであると感じた。 少々長くなるが、その冒頭、まくらの部分を […]
2023年12月21日 / 最終更新日時 : 2024年1月3日 GS 花の話 素心蠟梅とヒヨドリ ロウバイか蠟梅かで迷ったが、花の姿を言い切っている漢字で記すことにした。 中学時代、父が黒蠟梅を植えようとして植木屋に依頼したが、探し切れない。黒色蠟梅は、蠟梅とは違う種で、南国では手に入らないとのことだった。結局普 […]
2023年12月14日 / 最終更新日時 : 2024年2月10日 GS 文学・小説 阿倍仲麻呂 百人一首第七番歌 三笠の山にいでし月かも 百人一首の第七番歌としてあまりに有名な阿倍仲麻呂の歌 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも の「三笠の山に出でし月」については、仲麻呂が日本にいた時に見た三笠の山の月を回想しているという過去説と、今ちょう […]