2024年12月31日 / 最終更新日時 : 2025年1月1日 GS 文学・小説 毎月のうた⋯⋯(補)その二 ■ 大岡信 『芝生の上の木漏れ日』 大岡信の『瑞穂の国うた―句歌で味わう十二か月―』(新潮文庫)に収められたアンソロジー、『芝生の上の木漏れ日』を読む人は誰も、その表題が一体何を意味するのか、奇妙な思いにとらわれるだろ […]
2024年12月31日 / 最終更新日時 : 2024年12月31日 GS 文学・小説 毎月のうた⋯⋯(補)その一 ■ 三好達治『諷詠十二月』 毎月の扉句 『諷詠』が『十二月』をうたいながら、実際には多くの月で歳時的なものというよりも「詩話」的なものであるのは、「毎月のうた」でこれまで見てきた通りである。 煩雑になるため「毎月のうた […]
2024年12月31日 / 最終更新日時 : 2024年12月31日 GS 文学・小説 毎月のうた⋯⋯十二月 年の瀬にはこの一年を振り返らねばいけない……とは思うものの、本気でやるととんでもなく収拾のつかないことになりそうだ。そもそも、こんな好き勝手な引用だらけの文章は、著者に対して失礼極まるものなのかも知れない。ただ、語り忘 […]
2024年12月18日 / 最終更新日時 : 2024年12月19日 GS モーツァルト モーツァルト器楽曲の「ブッファ調」その4-変ロ長調系統(3) 4.3本の管楽器のためのディベルティメント K.439b(K.Anh.229) 第4番 第4楽章 アダージョ 第5楽章 ロンド このテーマの冒頭でふれたテレビ番組、孤島のサバイバルのバックに使われたのが、この […]
2024年12月7日 / 最終更新日時 : 2024年12月7日 GS 思い出す人々・周りの人々 サーキットとブルックナー 中学1年のことだから、もう60年近く前のことになる。 ソニーの小型トランジスタラジオで聴いていた音楽が、突然、恐ろしいほど強烈なリズムで、叩きつけるような破壊力をもって鳴り響いた。「鳴り響く」などといった音が出るはずも […]
2024年12月1日 / 最終更新日時 : 2024年12月1日 GS モーツァルト モーツァルト器楽曲の「ブッファ調」その3-変ロ長調系統(2) Part 2 ③ K.358(186a)変ロ長調 第3楽章のブッファ調 2曲の4手のためのピアノ・ソナタ、ニ長調と変ロ長調を比較すれば、第3楽章において第1、第2楽章では見られなかった大きな進歩があったことは、一聴すればただちに […]
2024年12月1日 / 最終更新日時 : 2024年12月1日 GS モーツァルト モーツァルト器楽曲の「ブッファ調」その3-変ロ長調系統(2) Part 1 3.4手のためのピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.358(186c) ① イタリアの影響とブッファ交響曲 前編で取り上げた管楽器によるディベルティメント 変ロ長調 K.186(159b)、おそらくは第3回イタリア旅行で […]