2023年12月21日 / 最終更新日時 : 2024年1月3日 GS 花の話 素心蠟梅とヒヨドリ ロウバイか蠟梅かで迷ったが、花の姿を言い切っている漢字で記すことにした。 中学時代、父が黒蠟梅を植えようとして植木屋に依頼したが、探し切れない。黒色蠟梅は、蠟梅とは違う種で、南国では手に入らないとのことだった。結局普 […]
2023年12月14日 / 最終更新日時 : 2024年2月10日 GS 文学・小説 阿倍仲麻呂 百人一首第七番歌 三笠の山にいでし月かも 百人一首の第七番歌としてあまりに有名な阿倍仲麻呂の歌 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも の「三笠の山に出でし月」については、仲麻呂が日本にいた時に見た三笠の山の月を回想しているという過去説と、今ちょう […]
2023年11月29日 / 最終更新日時 : 2023年12月2日 GS 花の話 海棠の狂い咲き 今年はひどい夏だった。10月まで暑いなんてとんでもない天気である。猛暑に苦しめられただけではなく何度も変な風邪にかかり、一時は声が出なくってしまった。少々甘く見ていたのかもしれないが、どうやらそれらの風邪の中のどれかは […]
2023年7月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月13日 GS モーツァルト ティボール・ヴァルガ モーツァルト ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261 ティボール・ヴァルガの名前を見つけた 現在演奏活動を休止しているピアニスト、浦山純子さん、この方のショパンやシューマンなどのロマン派の演奏は、最近の若手の演奏家からは聴けないものがあると思う。演奏活動に戻られる日を楽し […]
2023年6月24日 / 最終更新日時 : 2023年6月24日 GS 文学・小説 清水婦久子著 『光源氏と夕顔―身分違いの恋―』 その3 新典社新書 2008年刊 ■和歌の伝統を踏まえて冒頭歌をよむ それでは、夕顔の冒頭歌の “正しい”解釈とはどのようなものか。それを明らかにするために著者は、「それと……見……」、「心あてに見……」が使われた万葉集以来の歌を抜き出す。それらの語の […]
2023年5月31日 / 最終更新日時 : 2023年5月31日 GS 文学・小説 清水婦久子著 『光源氏と夕顔―身分違いの恋―』 その2 新典社新書 2008年刊 ■ 冒頭歌のを源氏はどう読んだのだろうか このような夕顔という女性に対して、娼婦性がある、あるいは娼婦であるという見方は、ただこの巻の最初の夕顔の歌を、すなわち、 心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花 をどう […]
2023年4月30日 / 最終更新日時 : 2023年7月30日 GS 文学・小説 清水婦久子著 『光源氏と夕顔―身分違いの恋―』 その1 新典社新書 2008年刊 ■『夕顔』巻 冒頭の疑問 『夕顔』こそが源氏物語が偉大な文学作品へと高まっていく契機となる巻だと感じているのだが、源氏物語を初めて読んで以来、『夕顔』に関してはよく理解できない点が二つあった。 一つは光源氏が初めて夕 […]
2023年3月20日 / 最終更新日時 : 2024年1月23日 GS 文学・小説 山本周五郎 『青べか物語』の「経済原理」 その2 我々は作者とともに「美しいものは何もない」浦粕の人々に対し、その狡猾さ、醜悪さを見、その無知に蔑みの目を向け、優越者の立場から憐れみの思いさえ抱きながら、この物語を読み始める。しかし、次第に我々の目は作者の目同様、それ […]
2023年2月28日 / 最終更新日時 : 2024年1月23日 GS 文学・小説 山本周五郎 『青べか物語』の「経済原理」 その1 久しぶりに『青べか物語』を通読して、勘違いに気づいてしまった。何度も読んでいるのだが、適当にいくつかの話を択んで読んでいたためだろうが、この主人公「蒸気河岸の先生」は小学校の教師であり、その一方で画家や作家稼業をしてい […]
2023年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年2月6日 GS 花の話 アロエの花 今年は年明けから葬儀が続き少々気持ちも落ち込んでいたのだが、それも終えた6日、庭に出てみて驚いた。アロエに花が咲いていたのである。年明けとともに花序が伸び始めたのだろう。気持ちも明るくなる。 このアロエは、45年ほど […]