2024年4月30日 / 最終更新日時 : 2024年4月30日 GS 文学・小説 毎月のうた⋯⋯四月 入学などの人事を除けば、日本人にとって四月はすなわち桜だ。それしかない。近年温暖化の影響か、桜は三月のものになっていたが、今年は四月に戻ってきた。連日、テレビのニュースでは、トップで桜開花を待ち受けている。大さわぎだ。 […]
2024年3月20日 / 最終更新日時 : 2024年3月27日 GS 花の話 冬の庭、春へ ■ 日本水仙 調べてみたら1961年とのこと、もう60年以上も前のことになる。『日本の花』シリーズという記念切手が発行されたのだが、その最初、一月の花が水仙だった。当時小学生だった私が初めて買った記念切手がこれだった。 […]
2024年3月18日 / 最終更新日時 : 2024年4月30日 GS 文学・小説 毎月のうた⋯⋯三月 毎年二月末になると、昨年仕舞った雛人形を取り出す。孫娘のためである。娘が家が狭いと言って、我が家を物置きにしているためだ。 このお雛さんが我が家に来てからもう四十年になる。妻の実家から娘の誕生祝いにもらった一段飾りの木 […]
2023年12月21日 / 最終更新日時 : 2024年1月3日 GS 花の話 素心蠟梅とヒヨドリ ロウバイか蠟梅かで迷ったが、花の姿を言い切っている漢字で記すことにした。 中学時代、父が黒蠟梅を植えようとして植木屋に依頼したが、探し切れない。黒色蠟梅は、蠟梅とは違う種で、南国では手に入らないとのことだった。結局普 […]
2023年11月29日 / 最終更新日時 : 2023年12月2日 GS 花の話 海棠の狂い咲き 今年はひどい夏だった。10月まで暑いなんてとんでもない天気である。猛暑に苦しめられただけではなく何度も変な風邪にかかり、一時は声が出なくってしまった。少々甘く見ていたのかもしれないが、どうやらそれらの風邪の中のどれかは […]
2023年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年2月6日 GS 花の話 アロエの花 今年は年明けから葬儀が続き少々気持ちも落ち込んでいたのだが、それも終えた6日、庭に出てみて驚いた。アロエに花が咲いていたのである。年明けとともに花序が伸び始めたのだろう。気持ちも明るくなる。 このアロエは、45年ほど […]
2022年11月27日 / 最終更新日時 : 2022年12月3日 GS 花の話 朝倉の山茶花 我が家の道路際の植え込みに、朝倉という品種の山茶花がある。私が植えたものではなく、この家に移ってくる前から植えてあったものだ。 この朝倉山茶花の花が実に愛らしい。手入れを怠らず大切にしていたのだが、ぼさ菊と同様、ここ数 […]
2022年11月11日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 GS 与太話 ぼさぎく その後のその後 JAの直売店まで「ぼさぎく」さがしに出掛けた。 あった、ラックの一番下のポットトレイの片隅に、ふたつだけ残っている。黄色と紫である。名札は「ぼさ菊」である。が、少々しおれかかっている。 「白のぼさ菊はありませんか」 […]
2022年10月29日 / 最終更新日時 : 2022年11月26日 GS 与太話 ぼさぎく、その後 『鶉衣』の菊に触れたついでに、我が家の「ぼさぎく」を枯らしてしまった話を書いたが、先日、近所のホームセンターに新しいものを探しに出かけた。2店みてみたが、それらしきものはない。最後にフラワーセンターに行ってみたが、ある […]
2022年9月28日 / 最終更新日時 : 2024年3月13日 GS 文学・小説 『鶉衣』の「問菊辞」 ここ二年ほど、秋に家族の不幸などがつづき、鉢植えの菊をすっかり弱らせてしまった。今年の春先から水やり、施肥などの世話をしたのだが、夏の猛暑でとうとう枯らしてしまった。やはり普段の手入れが雑だったためだったのだろう。かわ […]